皆さま こんにちは
木曜日 独りの時間を満喫しているマリエッティです(ワクワク)
久しぶりに読んだ本のご紹介です
村井理子さん
「家族」です。
村井理子さんは私の好きな作家さんです。
ほんと理子さんの ことば が好き。
どんな深刻な話しでも、その中にユーモアや温かさを感じる
読んでいていつも 勇気をもらえる
同じ地域に住んでて 同年代ということも親近感がわく
ある日 理子さんのTwitterを見てたら、亜紀書房のサイトから最新刊「家族」のサイン本が購入できることを知って。。。。
瞬時にポチ。。。。
うわ〜サイン本 はじめて
サイン本って、都心の本屋でしか買えないもんだと思ってた。。。知らんかった。。
好きな人の直筆のサインがあるって宝物だよね。嬉しい。
さてさて、今回も一気読みした感想を。。
いや〜よかった。
内容は理子さんが育った家庭 お父さん お母さん お兄さん の話し
その3人はもうすでに他界している。
「兄の終い」という お兄さんが突然亡くなったという知らせがきて、身辺整理に行くという本も 以前に出たけれど、それと通じる
ある意味 壮絶な過去なんだけど 理子さんいわく「どこにでもある家族のはなし」と結んでいる。
なぜか 読んでいくうちに 自分自身の家族の話しを思い起こさずにはいられなかった
どこの家族もいろいろある
そして、明らかに発達障害児であったお兄さんの 周りから全く理解されない
「手を焼く子ども」という印象しかもたれない
「扱いに困る子ども」というレッテルを貼られ
誰にもわかってもらえず
生きにくさを抱えてきた生き様 と その母親も同じく抱えていた生きづらさ
それを ただ独り まっとうな人として 3人を客観的に見つめてきた理子さんの葛藤
それが痛いほど伝わってきた
なんなんだろう 生きるって
なんなんだろう 家族って
そう 考えさせられる
人は誰でも必死で人生を生きている
それが、傍から見て どう映ろうとも
子どもからみた親だったり
親の世代になった自分からみた親だったり
その時々で 自分の人生と重なりあった
理子さんの家族の話しなのに いつの間にか自分の家族の話しと重なった
そんな感覚で読みきった本です
よかったら ぜひ
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