子供が中学生で不登校になった場合、親はまずどうすればいいのだろうか。
私の経験上言える事は、親がこの問題に振り回されすぎない事が一番重要だと思う。
中学生といえば、子供でもなく、大人でもない未完成な状態である。
クラスの中で自分だけ行けなくなった事はどれだけ辛いことだろうか。不登校とは生きているだけでも辛い状況なのだ。
親としては無事に行けるようになってくれたらと思うだろう。でも、強制して行けといって問題が解決するかは、その子の状況や性質によっても変わってくる。
私の場合、13年前、息子が中一の一学期、中三と不登校になった。
中一の時、はじめて不登校になり、その時は私も慌てた。本人と話したり、学校の先生や保健室の先生に相談したりした。
なぜ行けなくなったのだろう、親として私はどうしたらいいのだろう。。
と毎日悩みに悩んだ。息子も行けなくなった事で自分を責めていたし、親子で本当に苦しい日々となった。
そんな息子が二学期から行けるようになり安心した矢先、再び中三で不登校になった。
さすがに二度目ともなるとね。私ももう慌てなかった。
本人にそういう気質があるって、もう十分理解できていたから。
今回は少し余裕を持って考えることができた。そして以下の様に決めた。
1。なるべく普段と同じような生活を心がける。自分のパートは休まない。
飼っていた犬に「お兄ちゃんをお願いね」と託して出勤した。
正直、残していくのは気になるが(お弁当は作っていった)
何より、私がこの問題から少し距離を置くために。結果、私が状況に振り回される事
はなく、以前より安定して関われたので良かったと思う。
2。個別の塾に通わせる。
要は学力を落とさなければいいのだ、と割り切る。
同じ学校の子がいない塾なら通うことができたので通わす。
結果、息子は高校へ進学できた。
子供が不登校になると、親も心配のあまりストレスとなる。親子でストレスフルになってしまっては問題の本質を見誤まるし、何よりも安定した関わりを続けることが難しくなってしまう。
もし、問題に振り回され過ぎていると感じた場合は、ぜひそこから少し距離を置いてみてくださいね。
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