片付けられないのは、自分が駄目な人間だからだろうか?
そもそも部屋の中がどんな状態だからといっても、それはその人の勝手である。
スキな雑貨を想像を絶するほど飾っていたとしても、本人がそこにいて幸せなら、それはそれでいいことで。。。どう見ても、ゴチャゴチャしずぎていると見えたとしても、本人にはそれが片付いている状態と認識しているとしたら、それはそれで構わないのだ。。
例えば、仕事もできて、高収入で美人で性格もいい人だったとしたら?部屋がどんな状態でも、その人は世間的に言えば駄目な人間の部類ではないだろう。
例え不衛生極まりない部屋だったとしても、そこにアトピーにもならず、気管支炎にもならずに何十年も住んでおられる方もいるだろう。
要は、片付けられない=駄目な人間だからではないということだ。
ここで言う駄目な人間とは、自分が駄目な人間として生まれてきたわけではなく、自分で自分に「駄目な人間だ」というステッカーをバシっと貼ったという事。
自分が自分で「こんなんじゃ駄目だ。人に見られたら恥ずかしい。母親として失格だ」と認識するから自分が駄目な人のように感じるだけなのだ。
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では人はどうして片付けられなくなるのだろう?
物が散らかっていく → 後で片付けようと思って放置する → そんな物が増えてゴチャゴチャしだす → ゴチャゴチャして何から手をつけたらいいか、わからなくなる → 何日もたつ → だんだん見慣れてくる → 日常の風景となる
日常の風景となった途端に、片付けようとする意識から外れるという図式になる。
よく、「家、ついてっていいですか」というテレビ番組が一般人のお家にお邪魔させてもらうと、物の多さにびっくりすることがある。自分の家が散らかっているのに、「家に来て映していいですよ」と言える人は、散らかっていることが当たり前の状態になってて、気づかなくなっているのだろう。
家とは日常だから、写真とか映像とか、第三者の目からでないと、現状が認識しにくくなるものだ。
〜そんな散らかった家の人でも、「ホロッ」と感動する話になるからこれがまた面白い番組だ〜
人が長い年月をかけて住めば住むほど物が増えていくのは仕方のないこと。
引っ越しでもしない限り、なかなか見直せない。
そう、だから誰にでも起きうることなのである。
発達障害がある人もない人も、物が多すぎると何から手をつけていいのかわらない。
わからないから、後回しにするというループにはまるだけ。
もし、あなたが片付けたくでもできないのなら、まずそんな自分を責めないこと。
私も実践している方法は、次回書くことにしますね。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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