HSP体質の人は疲れやすい。
なぜかというと繊細な体質の為に、外部からの情報を無意識に拾ってしまうからだ。
目の前の人の思ってる事が言わなくてもわかったり。
すれ違う人と目があうと、その人の今の感情が伝わったり。
泣き叫ぶ赤ちゃんの声に自分の感情が共鳴して苦しくなったり。。
相手のちょっとした変化に気づいたり。
誰も気づいていない空気感を自分だけ感じ取ったり。
リサイクルショップに入ると、気持ちが悪くなったり。
実はネガティブなことだけではなく、ポジティブなことも感じ取っている。
ただ、ネガティブなことのほうが強く印象づけられてしまうものだ。
感じたくて感じているのではないから困る。。
例えば、スタバに入って、壁を背に座った場合。。
見える景色は、店内の様子。
たくさんの人。そして働く従業員の動き、笑い声、そして様々な広告やディスプレイなど。
友人が前に座って話し始めたとしても、その人の向こうばかりに意識を取られる時がある。
要は目から入ってくる情報が多くて集中を遮られるのだ。
人がいて雑音があった方が集中できると、あえてスタバで仕事や勉強をしている人もいる。
この場合、ある意味その真逆をいっている。
耳からの情報も気を取られるので、隣の席の人の話しに意識がいってしまい、自分の友人の話しが全く入って来ないこともある。
もし、そのような感覚になる人は、ぜひ壁または外を向いて座る事をオススメします。
そして、スタバのような所は避けて、ブースが囲ってある喫茶店やファミレスの方がまだ落ち着きます。
今いる環境を見直してみよう
例えば家の中が散らかっていたら。。。
散らかるという事は、モノが多い状態である。
外で色々な情報を拾ってきたHSPさんが、「あ〜疲れた!」っと家に帰ってきて。
リビングに入るとモノが溢れてゴチャゴチャしていたら。。。
ホテルや旅館に行くと、リラックスするのは、日常生活の多様な情報を全く排除している空間だからである。ベッドやソファの色も統一されていて、余分なモノは一切置いていない。
南の島で、窓の外も海しか見えないシチュエーションなら、なおさらリラックスしないわけがない。
どうしても生活していると、モノが増える。ホテルや旅館のようにはさすがに難しいが、モノを捨ててスッキリした部屋にするほど、疲れが取れるのは明確だ。
これは、私もつねに意識して生活をしています。
元気な時は、情報が多くても、ある程度流せる。
だが、ストレスがたまっていたり、精神的に不調な時ほど、不快な情報は倍に感じられるから不思議だ。
不快な想いほど、ダイレクトに影響してくる。
目や耳から入ってくる情報を一切シャットダウンする事はできない。
それでも、自分の意識次第で変えていける部分はたくさんあるのだ。
もし、いつも疲れて困っているとしたら、目や耳から入ってくる情報をコントロールしてみよう。
モノが多すぎるのなら、見直してみよう。
それだけで、疲れ方は全然ちがうから。
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