子供がかわいいと思えなくなったら読んでほしいこと

我が子の事を、かわいいと思えないときってありませんか？

私は、ありました。

客観的に見ても、子供って、小さくてとっても可愛い。愛らしいという表現がそのまま当てはまる。と思う。実際、産んでみて、そう感じた。

そして、無事に出産できたことに心から感謝した。これから始まる、新しい家族の形を夢みた。

なのに、かわいいと思えない時があった。。。

もし、今、当時の私と同じ想いをしている人がいるとしたら、それはあなただけではありませんよ、と伝えたいと思う。

なぜかわいいと思えないのか？

では、なぜかわいいと思えないのか？

じゃあ反対に、なぜかわいいと思ってないといけないのか？という点で考えてみた。

女性とは、子供を産んだら母性が生まれて、子供に愛情を注ぐことができる存在。

と昔からそう言われている。

今でもそれは言われている。

そうではあるが、そういうもの、という基準があるのはどうだろう？

今は、新しい家族の形が認識されつつある。（日本はまだまだ遅れているが）

お母さんが独りで子供を育ててもいいし、お父さんだけで育ててもいい。

両親がいても、お父さんが家事をしても、お母さんが働いて一家を支えても構わない。

そして、両親が男性2人としても、女性2人としても構わない。

女の子が、制服のスカートを着なくても認めようよ、という時代になってきた。

女性だから、母親だから。そんな大きな大きな、ひとくくりの中に入れられてるのって苦しいよね。

母親は皆、子供がかわいいと思って当たり前、という基準はどうなんだろう？

現に、子供をかわいいと思えない自分を責めている時点で、あなたは「十分に良い母親」なんだと思う。

大丈夫、あなたは良い母親なんだ

昨日、楽しいという感情は、楽しもうという行為ではなくて、湧いてくるもの、という記事を書いた。

愛情も同じ。

「愛そう」と思った時点で「愛さなきゃ」になる。

愛情も本来、湧いてくるもの。

あなたが子どもの世話を今でも続けて、家庭生活を営んでいることこそが愛のある生活なんだ。

つまり、あなたの存在が子供にとって愛情だということ。

意図的に辛い言葉をかけるのは違うが、無理に優しい母親になろうとしなくてもいい。

優しくできない罪悪感を持つと、それがかえって辛い言葉をかけてしまう行為に繋がってしまう。

優しい　≒　愛情　とは違う。確かに優しくされると人は嬉しいもの。でも、その優しいという行為の基準も人それぞれではないか。。。

最近、私が大好きだった「大豆田とわこと3人の元夫」というドラマの中のセリフ。

「指紋の形が人によって違うように、同じ人なんていないんだ」

あなたの愛情の形が、世間でいう愛情の形と違っていたとしても、あなたが愛情のない人とは限らない。

かわいいと思えないとしても、かわいいと思わなくちゃならない、とは思わなくてもいい。

人が人を育てるという事は、綺麗事ではないから。。

あなたらしく生きていく姿を見て子供は育つ。。。

こうでなくては、と思って自分を責める姿は、子供も感じ取って辛くなる。

まず、自分が無意識に背負ってしまった重い荷物を下ろそう。

そして、世間でいわれる母親像よりも、自分で決めた基準でもっと楽に生きてみよう。

☆　ちなみに、私の場合、上手く愛せない自分を非常に責めていました。

だから、毎日できる事をしようと思って、寝る前の10分〜15分は本の読み聞かせをしました。

一日の中で、10分〜15分でも、その子と向き合う時間をつくる。

それができたら、いいのではないかと思います^_^　☆