頭の中にいる母親を小さくする方法

人が抱えてい悩みの根源は母親との関係が影響していることが多い。


学校生活、結婚生活、仕事関係、恋人との関係。


人間関係で悩む時は、その問題そのものより、自分がもっている母親との関係に目を向けると、その悩みが改善される場合があります。つい、人は目の前の問題ばかりに目がいって、そこを解決するように頑張りがちです。。


逆に言えば、自分に不快な事を仕掛けてくる相手も、実は母親との関係が絡んでいるのかもしれません。



昨日の記事でも書いたように、私は母親との仲が良好ではありませんでした。

結婚生活を修繕するには、自分の頭の中から母親の存在を消す必要がありました。それほど、私の頭の片隅に、母親は常に居座り、いつでも私を見張っているような感覚を覚えていたほどです。


どれだけ頭を振っても、出ていってはくれません。


自分が何か新しい事を始めようとする時、大きな決断をする時、いつでも母親が不機嫌そうな顔をしているのが頭に浮かぶのです。

そして自然に私は、母親に全てを言わずに隠すようになっていきました。


当然、もう結婚もしている大人だし、別に暮らしているのですから、全ての物事を母親に言わなくてはいけないわけではありません。


でも、私の母親は全てを知りたいと思っていました。

現に、隠していたとしても、子どもたちから聞いて必ず耳に入ってしまう。

そして、必ず電話してきて意見を言われました。


自分が母親の機嫌を気にせずに、物事を決断したり、新しく始めたりしたい。

そうすれば、どれだけ生きやすくなっただろう。。



なぜ、わたしがそれほど気になるのかというと、わかってはくれないからです。


「わかってほしい」「褒めてほしい」「応援してほしい」


そんな欲求が満たされず、「きっとわかってはくれない」という現実を何度も何度も確認していくのが、しんどくなるのです。


では、母親が悪いのか?気にしすぎてしまう私がいけないのか?


実は、どちらが悪い、どちらのせいではないという事です。


母親に対しての「どうしてわかってくれなかったのか?」に目を向けても、親といっても他人。いくら考えても本当はどうだったのかなんか、答えは出ません。


それよりも、その意識を自分に向けるのが大切。


まずは「気づくこと」


何を気にしていたんだろう?

どう言ってほしかった?

なんで辛いと感じてしまったの?

自分をどんな存在だと思ったの?

私はなんて言いたかったの?


この想いが母親に伝わらなくてもいい。

自分が自分に寄り添う。


そうしていくと、少しずつ少しずつ変わっていきます。


自分の声を自分が聞いてあげる。それが外に欲求を求めすぎない小さな一歩だと思います。

あたなの頭の中の母親を小さくしていきましょう。






















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