最近、出会った方で、こんな方がおられました。
その方は 自分以外の人の為に頑張りすぎて、自分が枯渇してしまっていました。
え、自分が枯渇する?って どういうこと?
枯渇するというのは 自分のエネルギーを自分以外の人の為に使いきってしまっている状態のこと
たとえば、コップに水がいっぱいある状態が エネルギーが満杯な状態で
誰かの為にと 無理をして 頑張り続けると
コップの水は無くなっていく
でも、人って 無理できる生き物だから 自分のこと 後回しにできるから
水が無くなってしまったと わかっても
気力で頑張り続けてしまう
冒頭に出てきた方は もう疲れてしまって 思うようにお世話できないけど
でも、私がしてあげなくては て悩んでいました
あきらかに エネルギーが枯渇している状態で
思うように動けない自分を責めて 落ち込んでいました
人のお世話をするって 色々ありますよね
ご家族の中で不調の人がいる場合 ご両親の介護だったり お子さんだったり
それと 精神的な面で支えている場合もありますね
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すっかり疲れてしまっている方って
やっぱり 優しい方なんですよね
困ってる人を 見過ごせないんですよね
頑張っちゃうんですよね
それが悪いことではなくて
でも、人のお世話って
ケースによっては 自分が感じている以上に 自分もダメージを受けるものです
もしかしたら 周りには いつも笑顔で元気でお世話をされる方がおられるかもしれません
でも、もし このブログを読んでいる方で
そんな 元気一杯でお世話できる方を見て そうならなきゃ って頑張っておられたら
比べては駄目です
今日話した コップの話
人によって 大きさは違うから
隣の人のコップが たまたま 大きくて 自分は一回り 小さいのかもしれない
小さいから 駄目ではなく
人は顔かたち 性格が違うように
コップの大きさも 人によって 違うから
もしも、疲れ切ってしまったら
その時は 目の前の人から ぐる〜〜〜〜っと 自分に目を向けて
コップの満たし方
自分のコップを 自分で満たしてあげなければ
コップはいつまでも 満たされません
気力だけで 自転車操業のように とりあえず 目の前のことを 無理しながら こなし続けることになっていく
自分のコップを 誰かの「ありがとう」で満たそうとすると
余計 頑張り過ぎちゃうから
自分のコップは 自分が満たしてあげる
それが、自分自身を守りながら
目の前の 人も 大切にできる手段
コップの満たし方も人それぞれ ほんと 小さいことでいい
・お風呂の時間は 自分の大好きな香りの入浴剤を入れる
・朝日を見ながら ボーッとする
・寝る前は 好きな漫画をひたすら読む
・時々 独りで歌ってみる(勝手に歌をつくってみる)
・時々 踊ってみる
・泣きたい時に泣く
・自分の為だけに とびきり美味しいケーキを買ってくる
などなど
自分の時間を誰かの為に使わなきゃならないことってあるよね
その誰かは あなたの大切な人かもしれない
その大切な人のためにも
いつも意識して 自分のコップを満たしてあげよう
もう 溢れるくらい
そうして初めて
お互いが より良い関係になれるのかもしれません
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