こんにちは
久しぶりの投稿です(すみません。。。。)
昨日、ふと心屋仁之助さんのことを思い出しました。
皆さんは御存知でしょうか?
カウンセラーであった(過去形)心屋仁之助さんです。
数々の本も出されてましたね。
今はカウンセラーを退いてミュージシャンとして活動されてます。
わたしは熱狂的なファンでは無かったけれど。
当時 あの人の考え方には 強烈なインパクトを受けました。
それまでの、カウンセリングの手法とは違ってた。
特に だめな私でいいやん、色々なことできなくったって私は私なんだって思えたのは
あの人のブログを読んでから。
もっと、わたしが若い頃にこんな方に出会ってたら、だいぶ救われただろうって思った。
もう6年ほど前、私の住む近くの会館に講演に来られた。
その時、ちょうど精神的に不調になって大学に行けなくなり、私と一緒に住んでいた息子を誘って参加した。
講演を聞いたあと、グッズを買った人は、心屋さんに一瞬だけ会えるという企画があった。
AKBのように。
もちろん、わたしたちはグッズを買って並びました。
その時、私は「え〜会ったら、なんて言ったらいいんやろ?緊張するわ」とドキドキした。
そして順番が回ってきて、はじめに息子が心屋さんに「今日は母と来ました!」と言った。
その後、私は心屋さんに「わたしダメダメな母なんです〜」と笑って伝えた。
当時の私は、息子をうまく学校生活を送れない人間に育ててしまった 「子育てを失敗した母親」だと自分で自分をを責める気持ちがあったと思う。
すると心屋さんは「へへ〜」と 笑って私の腕をこずいた。(びっくりした!!)
そして私達の順番は終わった。
心屋さんが私に「へへ〜」と笑ってくれたのは「そんなことないよ〜」という意味が伝わってきて
救われた気になったことを覚えている。ありがたかった。。。ほんとに。。
昨日ネットで調べたら、心屋さんの当時の智子さんという奥様とは離婚されていて別々の人生を歩まれてると知った。
カウンセラーをやめて会社を奥さんにゆずり、新しい道を歩まれているらしい。
なんだか、意外な結末を(いまごろやし)知って複雑な心境になったけれど、彼も普通の人なんだなって思った。
心屋さんが世に出てきてから、救われた人が大勢いると思う。
私が今、目の前に 不登校になったり引きこもっっている子どもがいるお母さんに会っても「母親失格」だなんて思わないだろう。でも、自分に対しては違っていた。
わたしも自分をどこかで「母親失格」と感じていた。
母親とは そういうものなのだろう。
いつの時代も。子どもの成長に責任を感じ、思い悩む存在なんだと思う。
子どもが傷ついたら、母親も傷つく。
そういうものなのだろう。
そんなとき「へへ〜」って笑ってこずいてもらうのも いいかもしれない。
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