こんにちは〜
今日は「春がつらいと感じるとき」というお話をします
最近の記事でよくわたしが書いていた「桜」
桜 綺麗だな〜〜〜
心から そう思えました
そして、桜が綺麗だな、気持ちが和むな〜って思える自分が嬉しくもありました
そんな わたしも 何年か前は春が大嫌いでした
自分の心がつらいとき
キラキラしたものを見ると 余計に つらくなる
冬が終わって 少し暖かくなってきて
人々が どこか ウキウキした気持ちになってきて
外に出る人の数が 増えてくる
そんな 季節が 大嫌いでした
ずっと 冬だったらいいのに・・・・
いつも そう 思っていました
中に ずっと こもっていたい
そう感じていました
穴蔵の中で冬眠しているクマになりたい
自分の周りに秋に収穫した食べ物を置いといて、ひたすら眠っていたい
いつも いつも そう思っていました
クマが理想でした
今思えば 抑うつ状態だったと思います
それでも家族がいれば ずっと寝ているわけにいかず
朝になれば 起きて家族の食事を作り、パートに行き、普段の生活を送っていました
顔は笑って 心は笑っていないような
そんな ちぐはぐな 日常でした
そんな 気持ちを10年ぐらいもってたかな
それから 家庭環境や生活環境も変わって10年くらいたって
今は ちぐはぐな わたしでは なくなりました
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桜といえば もうひとつ 思い出があって
5年前に 当時21歳だった息子が 精神的に不調になって
自宅で療養するようになって
容態は次第に悪くなっていって
もう、ほとんど口もきかないし 表情も無くなり
荒れて自宅で物を投げたりするようになり
「死にたい」と繰り返すようになって 自殺しかけたり
そんな日々が2年ほど続いた
そんな時に みた 満開の桜は
つらかった
「ああ、あの子は この桜を見ても 今は何も感じないんだな」
そう 思うと
心がぎゅーっとなった
涙が出た
自分の時より 子どもがそういう状態になったほうが 遥かにつらかった
「どうか 生きていてほしい」
そう 願った
桜を見るたびに そんな 思い出が蘇ってきます
あの頃 たくさん泣きました
でも、今は わたしも 息子も 桜を綺麗だと思えるようになりました
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誰にも そんな時期があるのかもしれません
キラキラしたものを 見たくない 時期が
そんなときは
ああ、今 見たくないんだな
って
思ったらいいと 思う
綺麗だなと 思わなきゃいけない わけではないし
そう 思えないなら
今は 思わなくても いいのかも
いつも いつも ポジティブでは いられないしね
春が つらい ときが あっても
そんなときもある
自分がつらい人も
つらい人を 支えている 人も
焦らないで
きっと 長いトンネルを抜ける時がくる
目に見えていなくても
季節は冬から 春へ 春から 夏へと 少しずつ 少しずつ
変わっていくように
人間も
水面下で 少しずつ 少しずつ
変化していっていると思う
焦ると 気持ちが つらくなるから
今の 自分を駄目だと思わずに
今は そんな時期なんだと 思ったらいい
自然は どんな人にも 平等に 訪れてくれるから
大丈夫
焦らないでね
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